大好評?のイギリスねた シリーズも今回で
パート4になりました。
だんだん、ディープでマニアックな話題になっていきましたよ
基本的には 日常生活・バイクライフにまったく役に立たない情報に
なっておりますので ご了承を・・。
それから、10年以上前にちょっと調べただけの知識なので
間違ってたらごめんなさい
本日は紋章のお話
なかなか日本では、紋章と言ってもピンとこないと思いますが
イメージ的に近いのが 家紋です
でも家紋と紋章で大きく違うのが 家紋はその家に代々伝わるもので家単位
に対して 紋章は個人や組織で持つものでどんどん新しい物が出来てきます
だからと言って勝手に作っている訳ではなく かなり細かい決まりごとがあるようです
会社などの組織の紋章などは 紋章をみると何をしている組織なのか
何となく分かるので 面白いですよ
またまた私の大好きなお酒になりますが
バランタインと言うスコッチウィスキーのメーカーの紋章がわかりやすいです

紋章の本体は 真ん中の楯状の物なのですが
4分割されて 麦・川・蒸留機・樽をそれぞれ表しています
これらは、もちろんウィスキー作りに欠かせないものたちですよね
この本体をスコットランドの象徴であるユニコーンたちが支えて
それぞれ、セント・アンドリュークロス(国旗)を掲げるとても立派な紋章です
本体のまわりの装飾品は身分に応じて派手になる傾向です
イングランド女王 エリザベス2世の紋章は
とっても豪華絢爛
本体はこちらも4分割で寝そべった3頭のライオンはイングランドの象徴
立ったライオンはスコットランドの象徴 竪琴はアイルランドの象徴をそれぞれ
表していて これは、完全にイングランドが優位
さらに横の2頭の動物(サポーターと呼びます)も
ライオンはイングランド ユニコーンはスコットランドをそれぞれ 表して
向かって左側が優位となっているのです
スコットランドの女王でもあるエレザベスが
スコットランドで使う紋章はこんな感じで

同一人物なのに大変です、イングランドとスコットランドの優位順が
反対になってます 大変な気遣いなのです
本日もトライアンフや バイクとはまったく関係ないネタになっちゃいましたね
まったく役には立たないけど、けっこう面白いでしょ
紋章はけっこういろいろなものに、ついてますから
ヨーロッパ製品のラベルをよく見てみてね