本日の最初のお客様は
当店では、かなり珍しい方でございました。
朝の開店準備で、階段を掃除していると
小さな声で
「トイレ貸して下さい」
と、声をかけられました
(これ、結構あることなので)
どうぞ~、2階で~すと応えながら
振り向くと
小さな女の子が、立っていた
背は私の半分くらいで
白いTシャツに、白い短パン
ポニーテールが可愛らしい
はにかんだように
何も言わずに、2階に向かい
程なくして、1階に下りてきた
あれ?
そう言えば1人か?
保護者的な人は外にも見当たらないね
まぁ~初めて見かけたけど、近所の子なんだろうな
1階に下りてきたから、
ちょっとだけ、お話をしてみようかな
なんて思って
お家はこの辺なの?
小さな声で
「うん」
(恥ずかしがり屋さんなんだなぁ)
何年生?
「4年生」
(ちょっとだけ、元気でてきたぞ)
学校は楽しい?
「楽しい~~」
(お、調子出てきたみたいだ)
それからの彼女は
とまらなかった
いじめっ子の男の子がいるとか
*それは、君の事がすきなんだよ
(女子会)なんてもので、遊んでいるとか
*マジか!!大人じゃん
お父さんは、バイク好きだとか
*うん素晴らしい、今度つれてきてね
だが、突然
子供らしくはあるが
大人げない質問が
結婚してるんでしょ
*そこ聞くか~~
元来、根が真面目な私は
いちいちリアクションしながら
本当の事を、話してたもんで
最終的には、一番彼女が興味を示した話題は
ね~ね~なんで離婚したの?
*恐るべし、小4女子
今日は残念な事に、俊江さんはお休みだ
困りはてた私は、ピットに逃げ込み
薄衣氏に助けを求めたが相手にされず
むしろ面白そうに
傍観者をきめこんでやがる!!
それから、翻弄されながらも
他愛のない話に誘導しつつ
あんまり長居をさせるのもどうか思い始め
なんとか、帰るように説得じみた事をしてましたが
なかなか、受け入れられず・・・・
とりとめのない、会話
いや、一方的な彼女の話は続く・・・
で、突然
「おじさん、お姉ちゃんが心配するから、あたしもう帰らなきゃ」と帰っていきました。
*だからさっきから、言ってたじゃん
心配するだろうから、「帰りなっ」てさぁ
俺の意見は無視したくせに・・・・
う~ん、朝から疲れちまった。
あんなに、ちっちゃいのに
やっぱ女性ですね、
天使なんだか、小さい悪魔なんだか
すいません。
やっぱり私、女性には畏怖の念を抱かずにはいられません
これからご来店の大人の女性のお客様
こんな、小さな女の子にも翻弄されてしまう
おっさんなので
ひとつお手柔らかにお願い致します。
伊藤でした
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