昨日は デイトナSEを ご成約頂きましたが
これからが 本当にお見せしたかった所になります
トライアンフは、基本的にオートバイとしての完成度は高く
初期トラブル等は、かなり少ないのですが
それでも、精密部品の集合体であり 必ず人の手が加わる
機械には違いないので、僅かではありますが トラブルが起きる可能性はあります
そこで、当店ではご成約頂いてから 納車までの間に
さまざまな整備を行うのですが
ご成約された、オーナーさんが 遊びに来たときなど
「そこまでするの」 と言われるぐらいに なってる時もあるんですよ
例えば こんな感じで

フロントの足回りは 完全に外しちゃってます
ハンドル軸のベアリングは 特に念入りにグリスアップ&締め付けトルクの管理
グリスも耐久性がアップする 高級品を使用します

実はここは、走行フィーリングに大きな影響を与えるところで
単純にマニュアル通りの締め付けトルクではなく
最終的には、メカニックの技量が決め手になってくるのですよ
それから、外装類は 一通り外して
フレームやエンジンのボルト類を適正トルクで増し締め

この作業で、油脂類のにじみ等が ふせげるのです
オイルや冷却水などを入れて エンジンスタートになるのですが
現在のトライアンフは 全モデル エンジンはコンピューター制御されているのですが
プログラムにロックが掛かっているので このままでは 始動できません

こんな感じの、専用機器を接続して ロック解除
エンジン始動となります
ちなみに、この専用機器は 修理の時にも大活躍いたします
コンピューターに保存された センサーの情報を読み取り
診断に役立てます。
この機械 いくらかは言えませんが 結構~ 高価なんですよ
扱いは慎重~にね
その他、各部のグリスアップ・調整などをして
次はナンバーを取りに、行って来ま~す
つづく。